沼への道のり⑤～ポーの一族いろいろ感想編

ポーの一族、次の金曜から東京公演ですね。

いいなぁ今から観る人…あのすっごい衝撃がこれから体験出来る方々が羨ましい。

「初めて観たときの鮮烈な衝撃」って、どうやっても一回きりですもんね…。

私もあの衝撃はたぶん生涯忘れられないと思います。

細かい感想っていっても、もうとにかく本当に観て良かった！！！

しか言う余地無しなのでアレなんですけど、特に良かった場面や個人的に気になった箇所を簡単に述べさせて頂きたく。

明日海りおさんの凄まじい美しさは前記事で言及したのでそれ以外で行きます。

 ～ポー本編～

・開始早々クライマックス。おいCG映像流すなよ！と思ったら実写だった。

・シーラ役の仙名彩世さん、存在がめっちゃディ〇ニープリンセス…

声の透明感はんぱないです、その溢れ出るキラキラエフェクトどうやってるの…

 ・ポーツネル男爵役の瀬戸かずやさんという方がダンディーで素敵なことを初知り。

「お気になさらず！」の言い方が特にね…良かったです。

・メリーベルのまったく嫌みのない底抜けの愛らしさ、プライスレス…

・取り上げた猟銃で有無を言わさず殴る、メリーベルが死んだらお前も殺すとグレン・スミスを脅す。という原作通りの容赦ないサディスティック明日海エドガーが観たかったが、流石に微変更されて銃を突きつけるだけの演出に…。唯一のふけんこう法師的ションボリポイント…。

・えっ？おべんとガーデン？？？

何、急に弁当の話題？お弁当売ってる市場なの？この時代のヨーロッパに弁当文化ってあったのかな…→　コヴェントガーデンでした。

・エドガーの見下したような「どこ見て歩いてんだよ？」の言い方、プライスレス…

・ ♪このが～っこうは～僕の～遊び場～っ！

従うんだ！アラン・トワ～イラ～イトの～！き～りつに～！♪

とか言ってるアランが普通にただただ微笑ましくて自分が歳を取ったことを知る。

・頭を怪我したエドガーに対するアランの「歩けるんだな？」の言い方がツボ。

・衝撃の格好良さと眩しすぎる笑顔をオペラグラス越しに見せつけてくれたバイク・ブラウンこと水美舞斗さんありがとうございます。

・いくら寄付金を出せばその降霊術大会に参加できますか？

 ・えっ！！！？？？？？素敵！！！！！！！！

水美舞斗さんんんんんんん！！！！！！！！！！

・エドガーとアランが旅立つシーンが原作そのままでグッときた、ひたすらに良い…。

・告白します、一番最後のクレーン、明日海エドガーとオペラ越しに目が合いました…

明日海りお様と目が合いましたわたくし！！！！！！！

そう思い込んでこの思い出を胸に強く生きていきます。

～最後のショー～

来ましね…あのね、すっっっごかった…

ショー部分にだけ追加料金払っても良いとさえ思いました。

私が宝塚初めてのド初心者だから過剰に衝撃受けただけ？？

とも思いましたが、世間でも大変問題になっている様ですね、やっぱりそうだよね…！？

言いたいことは山のようにあるのですが凄すぎて言語での説明不可能です。

とにかく観て…としか言い様がないです。

圧倒的な美の暴力の前にただひれ伏すしかありませんでした、完全敗北です。

正気を保つことはまずムリなので諦めましょう。覚悟しておいた方が良いです。

始まったが最後、誰しもすぐにこのような顔になり

「ア・・・・

　アアアア・・・！！！！！」

としか言えなくなります、安心してください。

～幕間と閉幕後～

・１幕の衝撃が強すぎて動揺しまくったせいで喉がカラッカラになっており、幕間に公演ドリンクを飲みに行く。ミルクの方にするはずが「アルコール入れて気持ちを落ち着かせた方が良いのでは…」とつい咄嗟にジンを選択。

美味しいはずだが１幕の衝撃のせいでいろいろと麻痺しており、ほぼ味がしない状態のまま一気に飲み干すハメに。なんかコップ貰えた。

・「あ、写真とかポストカードとか売ってるんだ、でも買っても使い道ないし…」とか最初思ってたくせに、閉幕後、どっちもいっぱい買った。

買う以外の選択肢なんてなかった。

こんな美しくて貴重なお写真を売ってくださり本当にありがとうございます。

・大劇場に入る前、かの有名なルマンでサンドイッチを注文しており帰りに取りに行く。新幹線に乗るまで時間があったので食べようとするも、胸がいっぱいでまったく喉を通らず。

はい。

そんなこんなで余韻冷めやらぬまま家に帰ってパンフレットを改めて読んで、萩尾先生のコメントで号泣したりしました。

いやーすごかった…こんな素晴らしいものを見せて頂き本当にありがとうございますと三つ指ついて御礼を言いたい。

小池先生にお手紙書こうかな…って思いました、感謝の気持ちが止まらず。

宝塚、完全にハマりました。

完敗だよ…これからも絶対観たい…

なぜ私はこんな素晴らしいものを今まで知らずにのうのうと生きてこれたのか…

初めて宝塚を観た記念すべき作品がポーの一族で良かった！！と本当に思います。

「ポーの一族がヅカデビューになった人、今後のハードルが上がりまくり説」なんていう意見もネットでチラッと目にしましたけど、その時その時の作品を楽しんでこれからも観に行けたら良いな～と。

やっぱり実際に観るのと画像とじゃ全然違うということを思い知らされました。

とりあえず今年はすべての組を観てみたい。

あーもうどうすんのほんと…

そして、一目でハートを打ち抜かれてしまった水美舞斗さんのバウホール主演作を絶対に観たいという強い気持ちがいま止めどなく溢れ…どうしたらいいですか？

でも調べたところによるとバウホールってなんかキャパが狭いんでしょう…？

しかも１０日くらしか公演期間ないらしいし。

チケット！！！どうしたらいいの～～！！？？って感じです。

観たいけどすごく不安なんですが…頑張りたい…です！！！

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銭形警部「くそぉ、一足遅かったか！宝塚め、まんまと盗みおって。」

 ふけんこう法師「宝塚はなにも盗らなかったわ。むしろ私の心を満たしてくれたんです。」

「いえ、宝塚はとんでもないものを盗んでいきました。

ふけんこう法師の心と、正常な思考力と、もともとそんなに持っていなかった自制心と、今後宝塚の動画や画像を見続ける為の時間と、現実の男性に対する興味と、今年こそちゃんと貯金をしようという決意です。」

 ふけんこう法師「・・・・・・。」

「はいっ♡」

～fin～